Column コラム
2025.9.12
上司が嫌いすぎてムリ!でもそんな理由で会社辞めてもいいのかな?
嫌いな上司がいるせいで、「会社行きたくない」「もう辞めたい」とか思ってたりしない?
でも、「そんな理由で退職するのはダメだよね」「ただのワガママって言われそう」とか、「我慢しなくちゃいけないのかな」って思ったりもして。
葛藤する気持ちはよくわかる。嫌な上司のせいで仕事を失うなんて、なんか悔しい気もするし。辞めて後悔したくないよね。
ってことで今回は、嫌いな上司に耐えられなくなった時の対処法、辞めるかどうかを決める時のヒントをまとめてみたよ。
このコラムを読んだら、次の3つがわかるはず。
・みんなの「嫌いな上司」あるある
・上司が無理なときにできる緊急対策
・辞めるべきかどうかの答えを出すヒント
嫌われる上司、7つのパターン

みんなが嫌う上司って、こういう人が多くない?
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部下に仕事を押し付ける
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気分屋で理不尽
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自分に甘く、人には厳しい
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人によって態度が違う
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愚痴や悪口、マウントが多い
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残業が当たり前だと思っている
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プライベートを知りたがる
それぞれ見ていこう。
部下に仕事を押し付ける

「ちょっとこれやっといて」「あとこれも」と、どんどん人に仕事を押し付けてくる。しかも「見ればわかる」と説明なしの丸投げ。人に振るのがデキる上司だって勘違いしてる。
「経験しておく方が自分のためだぞ」とか言うけど、自分がもうすぐ7連休取るからでしょ?知ってるよ。
気分屋で理不尽

気分とか機嫌がコロコロ変わる上司に振り回されるのって、すごい迷惑。
報連相しろとか言いつつ、機嫌が悪い時に話しかけると「あ?何?」って明らかに嫌そうにするの、やめてほしい。指示通りにやったのに怒ってくるし、マジ理不尽だと思う。
イライラされると、こっちが気をつかってビクビクする。そのくせ、機嫌がいいと別人のようにニコニコ話しかけてくる。何なんだいったい。
自分に甘く、人には厳しい
自分のミスは「あれ?そうだっけ?」ってごまかすくせに、人のミスは大げさに騒ぎ立てる。「こんなこともできないの?」「なんで?」って詰めてくる。
「ミスなんて誰にでもあるから」「次から気を付けよう」って言ってくれる上司がほしい。
人によって態度が違う
他の人には優しいのに、自分には明らかに高圧的。見てると、自分に利益がある人にだけ愛想がいいっぽい。それって、人としてどうなの?
別の先輩が聞いた時は「これはね」って親切に教えてたくせに、自分が聞いたら「それくらい自分で考えて」「こっちは忙しいんだから」って。それはないでしょ。
愚痴や悪口、マウントが多い

これ見よがしに大きなため息をついたり、「なんで俺がこんなこと」「めんどくせえな」とか愚痴ったりして、空気を悪くする。大変なのは自分だけじゃないのに。
人のことも、「あいつは使えない」「常識を知らない」って平気で悪口を言う。「だよな?」って同意を求められても困る。
それでいて、自分のことは自慢ばかり。10年も20年も前の武勇伝を聞かされて、「さすが!」「すごいですねー」って返すのも疲れる。正直、知ったこっちゃない。
残業が当たり前だと思っている

「昔は残業なんて普通だった」「何度も徹夜した」「なのに今の若いヤツは~」って、またその話?もう聞き飽きた。
「仕事とはそういうもんだ」って、それいつの常識?時代も法律も変わってるんだから、変わるべきはそっちだと思う。
プライベートを聞きたがる

「休みの日は何してんの?」「いい相手はいないのか」ってズケズケ聞いてくるけど、嫌な上司にプライベートな話はしたくない。そういう人って、本当に興味があるっていうより、バカにする材料を探してる感じなんだよね。
「家でゴロゴロしてる」って正直に答えた後輩、「時間の無駄づかい」「友だちもいないのか」って言われてた。無神経だし余計なお世話。
そもそも、こんな上司ってどうして存在するの?

気分屋、理不尽、高圧的・・・。こんな人が管理職だなんて、不思議だよね。でも、さすがに新人の頃は気分屋とかじゃないか。じゃあ、長く働くとこうなるのか?
何でこんな上司が存在するのか、原因を考えてみた。浮かぶのはこの3つ。
- 実は上司自身も同じ目にあってきた
- 実は自分に自信がなく、大きく見せている
- 自分が「普通」だと思い込んでいる
1)実は上司もキツい立場なのかも
上司にはたいてい、その上の上司がいる。その上司が厳しくて同じように怒られていたり、理不尽な目にあっていたりするケースも少なくない。
常にプレッシャーを抱えてるから、つい自分より弱い相手、部下に当たってしまう。自分がつぶれないための防御策なのかもしれない。
だったら同情できる?いや、だったら逆に、部下には優しくすべきじゃない?
2)自信がなくて、大きく見せたいのかも
上司という立場になったものの、実は自分に自信がなく、劣等感が強いっていうパターンもけっこうある。でも、それを部下に見せるのは、プライドが許さない。
だから、他の人の弱点を強調することで、自分を優位に見せて、それで自分を保ってる。
そう考えると、ちょっとかわいそう?いや、完全に逆効果でしょ。器の大きい人はそんなことしない。
3)自分は普通だって思いこんでるかも

自分の行動が部下にどう見られているか、自分の言葉がいかに部下を傷つけているか、わからない上司も多い。このパターンは、新人の頃からそうだった可能性も高い。
想像力が足りない人とか、環境適応能力が乏しい人。でも、我が道を行くタイプだからこそ出世できるってこともある。
たまにいるよね、いい人すぎて部長に責任押し付けられたり、部下に気をつかいすぎたりしてる課長って。
上司が嫌い!無理!ってなったときの緊急対策

嫌いな人にはできるだけ近づきたくないけど、会社だし上司だし、そうもいかないのが現実。自分を守るためにまずやっておきたい対応策を3つ、紹介するから試してみて。
1)愚痴もマウントもすべて右から左へ受け流す
上司の機嫌が悪くても、それは上司本人の問題。大きなため息をついてたら、「家族とケンカでもしたんだろう」と思って放っておこう。そのため息は、自分に向けられたものじゃない。もしそうだとしても、気にしなくていい。
自慢話や苦労話には、「そうなんですねー」「大変だったんですねー」で適当に流しておこう。自分には関係のない話。「え?すごい!さすがですね!!」なんて無理に持ち上げなくていい。
マウントには、「こっちだって」と対抗したくなるかもしれないけど、しない方がいい。論破されたら余計に腹が立つし、疲れも倍増。そもそもその時点で、自分もマウント人間になってるよね。
2)あいまいな指示は、こっちから確認する
「これやっといて」とか「あれどうなった?」とか、あいまいな指示や突然の状況確認。指示が下手な上司には、こっちから具体的に確認しておこう。
聞き方は、「○○までやっておけばいいですか?」「○○の方向で進めればいいでしょうか」「いつまでに終わらせればいいですか?」とか。他の仕事とカブるなら「○○より優先した方がいいですか?」とか。
指示の意図を具体的にして、自分がやりやすい方向に持っていこう。そうすれば、後で「そうじゃない」とか言われなくて済む。
3)場合によっては最終手段も用意する

中には、パワハラとかモラハラとか、「嫌い」なんて言葉じゃ片づけられない状況の人もいる。その場合は、もしものために闘える準備を始めるのも一つの手。
準備とは、証拠を残すこと。いつ、どこで、誰に、何を言われたか。できるだけ具体的にメモしておこう。メモは誰にも見せずにとっておく。裁判とかで役に立つように。
音声録音した方が証拠として有力だけど、相手に知られたら証拠を残せなくなる。中途半端に知られて、状況が悪化する可能性もあるから慎重に。
辞めるべきかどうか、後悔しないための判断基準

上司が嫌いだから、会社を辞める。そういう人もいると思う。それが悪いとは言えない。でも、迷ってるってことは、辞めなくていいケースもあると思う。だから、後悔しない決断をしてほしい。
考えるポイントは、「そこに希望はまったくないのか」ってこと。順番に見ていこう。
「辞めるのは待った方がいいかも」な4つのケース

今は辛くても、状況が変わる可能性があるならちょっと待ってみる価値はあると思う。
というのも、「人間関係」と「労働条件」と「仕事内容」、そのどれも文句なしの会社って、実際のところほとんどない。何か希望を見出せるなら、残ってみるのも大いにアリ。
- 上司か自分に転勤・異動の可能性がある
- 職場に信頼できる味方がいる
- 仕事自体は好きで、辞めたくはない
- オンとオフで気持ちを切り替えられる
上司か自分に転勤・異動の可能性がある
上司か自分が異動・転勤するかもしれない、その可能性があるなら、あと少しのガマンかもしれない。人事異動の時期とか、これまでの上司の異動サイクルとかを、誰かに聞いてみよう。
異動について希望を出せるなら、自分が動くっていう手もある。
職場に信頼できる味方がいる

自分が嫌いな上司って、他の人も実は嫌ってることが多い。だから、味方はけっこう多いんじゃない? その上司にあだ名でもつけて、その状況を一緒におもしろがれる人がいたら、まだ大丈夫なはず。
1人で我慢せず、話を聞いてもらおう。ただし信頼できる人限定で。
仕事自体は好きで、辞めたくはない
上司は嫌いでも、仕事は好き。だったら辞めるのもったいなくない?辞めたくない気持ちがあるならなおさら、早まらないでほしいな。
同じ会社で経験とかスキルを積むことは、将来の自分に絶対プラスになる。自分のために続けてほしいな。ぜひ、右から左へ受け流すスルースキルを身につけよう。
オンとオフで気持ちを切り替えられる

オン・オフをちゃんと切り替えられる人も、まだ大丈夫な可能性が高い。しょせん、会社は人生の一部に過ぎない。だから、仕事は仕事と切り替えて、嫌なヤツのことはとっとと忘れよう。
アイドルでもアニメでも、ペットの犬でも猫でも何でもいい。無条件で愛せる「推し」を作って、仕事とは別の世界を楽しもう。
「もう辞めていいかも」な4つのケース

今後も状況が変わらないのは確実で、ここにいたら自分がすり減るだけ。それなら、思い切って辞めていいと思う。
「これって逃げかな…」って弱気になるかもだけど、逃げた方がいい場合だってある。自分を守れるのは自分だけ。たとえばこういうケースとか。
- 心身ともに不調が出ている
- 職場で孤立していて、味方がいない
- 評価が公平・正当にされていない
- パワハラ・セクハラなどハラスメントを受けている
心身ともに不調が出ている
たとえば、会社に行こうとすると気分が悪くなる、通勤途中にお腹が痛くなって、電車を降りてしまう。会社のことを考えると、憂鬱でたまらない。食欲はないし、ムリして食べても戻してしまう。
これは体が出しているSOS。もう限界が来てるんじゃない?手遅れになる前に、自分を助けよう。
職場で孤立していて、味方がいない

相談できる人が誰もいない、職場で自分が孤立している、そんな人もいるだろう。上司も同僚も、誰も自分をわかってくれない、っていう状況でがんばり続けられるほど、人って強くない。
悩みは抱え込むと大きくなるし、悪い方向に考えがち。誰も信じられなくなれば、孤立が深まるだけ。その会社だけが世界のすべてじゃない。自分の居場所は別で探そう。
評価が公平・正当にされていない
自分のがんばりが正当に評価されない、明らかに不公平な評価がされている。そんな職場だと、やる気もなくなるよね。
その上司、部下の手柄を横取りしたり、好き嫌いで評価する人だったりする?だったら、そこにいる理由はないかもしれない。自分の価値をわかってもらえてこそ、働き甲斐も出てくるっていうもの。
パワハラ・セクハラなどのハラスメントに該当する

みんなの前で怒鳴られたり、人格を否定されたり。まるでいないかのように無視されたり、性別や体型のことで嫌がらせされたりと、いわゆるハラスメントを受けている場合。
上司の嫌がらせで不当に傷つけられているなら、我慢する必要はない。自分を尊重しない環境に身を置く必要なんてない。自分を守るために、辞めた方がいいと思う。
辞めずに闘う?できなくはないけど、メンタルもお金も時間も犠牲になる可能性が大きい。裁判に勝っても、居心地がよくなるとは限らない。転職先にそれが知られたら、敬遠されるかもしれない。理不尽だけど、あり得る話。
自分のために、後悔のない判断を

上司が嫌いだからやめたい、そういう人は多いけど、それだけで辞めるのはもったいない、ってケースも多い。嫌いな上司に固執してしまうと、視野も狭くなってしまいがち。
このコラムでは、辞めるべきか辞めざるべきか、そのヒントを伝えたけれど、どっちにするかは人に聞いて決めたりするんじゃなくて、自分で決めよう。
誰かの意見に何となく従うと、後悔しがち。世間体や親の目じゃなくて、自分がどうしたいのか、この先どんな自分になりたいか、とか。
自分で決めた結論なら、後悔なんてきっとしない。